イラスト作品
漫画作品
ゆらとふるへ
- 【9211】n50 ゆらとふ…
プロとして活動してた頃の私の代表作となります。
1999年9月から2000年2月まで講談社月刊マガジンSPECIALにて第1章全6話を連載いたしました。
出版社側の出版権は著作権法第80条2項により切れ、私の著作権のみ残る形となったので、編集部に連絡を入れた上でWEB上にて公開する事にいたしました。
1998年に週間マガジンにて掲載された長編読切「ゆらとふるへ」の連載版となります。
ジャンルとしてはホラーファンタジー?・・と言っても私自身は人間(霊魂?)ドラマを描いていたつもりなので、特に怖い話でもありません。
「ゆらとふるへ」とは古神道において死人をも蘇らせる力があると言われる祓い詞の一部分です。
十種神法(とくさのかむのり)を使う古神道術師、天野由良。第1章は彼女が祖父の仇をとるまでの物語です。
※以下のリンクから別ウィンドが開いて読めます。各話の移動は、開いたウィンドのプルダウンからも移動できます。
- ≫ 第一話 鬼の眼差し(62p)
- ≫ 第二話 ちひろ(46p)
- ≫ 第三話 ガラス越しの虚像-前編-(43p)
- ≫ 第四話 ガラス越しの虚像-後編-(40p)
- ≫ 第五話 戦慄の記憶(40p)
- ≫ 第六話 鬼達の黄昏(40p)
そこに蓋があるから
- 【9212】n55 そこに蓋…
2001年3月から2001年8月にかけて秋田書店サスペリアにて「開け!フタ」と言うタイトルで不定期連載されていたものです。
途中で一般企業から内定を頂いて漫画家を辞める事にしたこともあり、3話までしか原稿は描いていませんが、7話までのネームをオマケで公開します。当時比較的丁寧にネームを描いていた方なので、ネームでも充分読めると思います。
こちらにも「ゆらとふるへ」の主人公が、ちょっと柔らかいキャラとして登場してますが、また別の時間軸的な存在です。(初期の彼女の設定はこちらのイメージの方が近いかも)
蓋があると必ず覗くナッチこと夏木比奈子。覗かなければ全ては平和だったのに・・。
【WEB漫画:そこに蓋があるから】
- ≫ 第一話 禁断の蓋(24p)
- ≫ 第二話 霊能者のヒミツ(8p)
- ≫ 第三話 魅惑の電気ポット(8p)
- ≫ 第四話 開かずの扉(8p)
- ≫ 第五話 続・開かずの扉(14p)
- ≫ 第六話 天罰(16p)
- ≫ 第七話 天野由良(16p)
死線 -しせん- / 籠石 -かごいし-
- 【9213】n57 死線 -…
- 【9214】n58 籠石 -…
週刊マガジンに掲載された漫画家時代の最後の作品です。
某編集にもっと怖く描いて欲しいと言われ、かといってどーも私が怪物を描いても怖く描けない、というか自分でもあまり怖くないという^^;
なので、開き直って怖い絵は描かずに心理的に怖く描けないものかと試行錯誤していた頃のものです。
この作品は今でもたまにお客さんで「妙に印象に残っていて覚えている」と言って下さる方がいてビックリします。
でもこれを描いて「このままでは本当にホラー漫画家になってしまう!」と気が付いて漫画家を辞めるきっかけにもなりました。
せっかくなので今回、同時期に描いていたシリーズ第二弾の作品ネームも一緒に公開いたします。
もちろんどちらもフィクションですが、色々モチーフとなるものがあります。死線は確かどこかの幽霊の掛け軸の話を見つけて妄想をふくらませたのを覚えています。
【WEB漫画:死線・籠石】
青い川辺のあかり
- 【9215】n46 青い川辺…
怖い話で終わるのは後味悪いので、最後に友人たちの間で人気のあった長編ネームを1本オマケに公開します。
少し遡って、ゆらとふるへの前に描いていた読切です。担当さんも気に入ってくれて連載物に書き換える話になったのですが、今思えばこれは連載物としては構成的にちょっと無理がありました。
結局編集会議には通らず、ゆらとふるへの方を描くことになって、この話は ゆらとふるへ の第2話のベースにもなりました。
初期のネームになるのでかなり荒く、ツッコミどころ満載ではありますが、読めると思います。
東京に住んでいた頃で、夜中に公園で友達とギターで歌ったり、何かと怪しい霊体験に巻き込まれたり、弟が心臓の手術を乗り切ってくれたり、その頃の色んな出来事をそのまま全部ヒントにして詰め込んで漫画にしたような話なのですが、勢いがあって結構楽しみながら描けたのを覚えています。
私が本当に描きたかったのはこういう話だったのかもしれません。と言ってもやっぱり幽霊ものなのですが…でも楽しい幽霊ものです。
著書
トラワレリンネの覚書
漫画だけでなく設計から心理カウンセリングやスピリチュアルまで、とにかく興味が湧くと何でも始めてしまう私ですが、一見収拾がつかないようで結果的に合わせ技で新しいものを作り出すことを得意としています。
この著書もその一つ。心理学とその真逆の「前世」というスピリチュアル的概念を組み合わせて生み出した新しい悩み解決法。当サイトと全くジャンルは無関係ですが、なんだか職場に行くのがつらい‥という方にはお勧めの一冊!
現在アマゾン他で発売中です。